「有田と週刊プロレスと」はなぜ面白いのか!? ファイナルシーズン 第17回 「猪木の夢と野望!伝説の第1回『IWGP』を紐解く!《前編》」

日頃からもっぱらテレビとネットでプロレス観戦をしている私。
(最近は、会場でも時々プロレス観戦しています)
その中でも特におすすめのコンテンツが「有田と週刊プロレスと」です。

この番組はトーク番組で、試合の映像は一切流れません。
試合の様子は写真のみです。
しかし、プロレスコンテンツとしてめちゃくちゃ面白いのです。
有田哲平さんの話芸の神髄、ここにあり!という番組です。

あまりの人気のため、「有田と週刊プロレスと」のDVDも2019年9月27日に発売されるほどブームが来ています。
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大人気の「有田と週刊プロレスと」は令和になり、ファン待望のファイナルシーズンが始まりました。
今までファーストシーズンからサードシーズンまで配信されていますが、フォース(Forth:4番目)シーズンではなく、同じFで始まる「Final」。

ファイナルシーズンってどういうこと?終わりってこと?
「有田と週刊プロレスと」ファンとしては気が気ではありません。
しかし、ファイナルシーズンも相変わらず面白いのです。

ハライチの澤部さんをゲストに迎え、月刊プロレス1983年7月号(週刊になる前の月刊プロレス)をもとに、現在、新日本プロレスの最高峰タイトルである『IWGP』の秘められた歴史とドラマについて語る前編30分間!
副音声的に、今回の内容について私の視点でちょいちょい補足していきます。

プロレストークバラエティ「有田と週刊プロレスと」シーズンF 第17回の内容

<出演>
 MC:有田 哲平さん(くりぃむしちゅー)
 アシスタント:倉持 明日香さん(元AKB48)

<ゲスト>
 澤部 佑さん(ハライチ)

<今回の週刊プロレス>
 月刊プロレス1983年7月号

<あらすじ>
第17回は、月刊プロレス1983年7月号をもとに、新日本プロレスの最高峰タイトル『IWGP』の秘められた歴史とドラマについて有田さんが語ります。
このタイトルにまつわる歴史は長く深いため、今回が前編、次回が後編と、2回に分けて語られることになりました。

1980年代、世界最高の権威をもつと言われていたアメリカのプロレス組織「NWA」(National Wrestling Alliance:全米レスリング連盟)。
ジャイアント馬場選手の「NWA」加盟によって、全日本プロレスにはNWA配下の豪華外国人選手が次々と参戦し、「大型外国人 vs 日本人レスラー」という対戦カードが中心になります。
そんな中、アントニオ猪木選手はNWAへの加盟が認められなかったため、新日本プロレスには有力な外国人レスラーを招聘することができませんでした。そんな中、猪木さんが考えた秘策とは!?

IWGPとは何か?

つい先日、「IWGPとは?」という質問に対して、多くの方が「プロレスでしょ?」と答えたというニュースがありました。

これは驚きでした。
ひと昔前だと、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」と答える人が大多数を占めていたと思います。

「池袋ウエストゲートパーク」は、直木賞作家 石田衣良さんの原作で、脚本は宮藤官九郎さん、主演 長瀬智也さんという豪華な顔触れの人気ドラマで、2000年に放送されました。

プロレスがゴールデンタイム放送から撤退し、認知度が低いこともあり、IWGPといえばドラマでしょ、と実際に言われたことのあるプロレスファンの私としては、良い意味で「時代が変わったなぁ」という隔世の感があります。

「有田と週刊プロレスと」の話に戻りまして、今回あらためて「IWGPとは?」というお話です。
番組では、NWA、AWA(American Wrestling Association)、WWWF(World Wide Wrestling Federation、現在のWWEの前身)というアメリカでのプロレスの連盟・団体と日本のプロレス界との歴史をひもとくところからスタートします。
(有田さんがプロレスの時代背景をわかりやすく説明する話芸は、本当にお見事です。プレゼンの参考になる点が多々あります)

「IWGP」は「International Wrestling Grand Prix」という新日本プロレスにおけるリーグ戦のことでしたが、1987年の第5回「IWGP王座決定リーグ戦」の優勝者であるアントニオ猪木選手を初代チャンピオンとして認定したのが始まりです。
現在、第69代チャンピオンのオカダ・カズチカ選手まで、継承されています。
新日本プロレスのWEBサイトでは、初代からオカダ選手まで、歴代の全チャンピオンを見ることができます。
長州力選手、橋本真也選手はもちろんのこと、ボブ・サップ選手やサルマン・ハシミコフ選手も戴冠していることに歴史を感じますね。
ちなみに、チャンピオンベルト本体は、作り直されたり寄贈したりと様々な変遷をたどって、現在の4代目ベルトに至ります。

現在、IWGPを冠する王座は、シングル・タッグを含めて下記の6つあります。

【シングル王座】
・IWGPヘビー級王座
・IWGPジュニアヘビー級王座
・IWGPインターコンチネンタル王座
・IWGP US王座

【タッグ王座】
・IWGPタッグ王座
・IWGPジュニアタッグ王座

このように、様々な変遷をたどってきたIWGP。
次回、「有田と週刊プロレスと」は、IWGPの後編として、世界中から代表選手を集めた「第1回IWGP」のお話から始まります。

「有田と週刊プロレスと」を視聴するには?

私が周囲の人に「有田と週刊プロレスと」はマジで面白いよ!とおすすめすると、必ず言われることが「何をどうしたら見れるの?」という質問です。

答えはカンタン。
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私は家族が寝ている早朝や休日に「有田と週刊プロレスと」を見ています(笑)
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