「有田と週刊プロレスと」はなぜ面白いのか!? ファイナルシーズン 第12回 「”デンジャラス・クイーン”北斗晶 誕生!」

日頃からもっぱらテレビとネットでプロレス観戦をしている私。
(最近は、会場でも時々、プロレス観戦しています)
その中でも特におすすめのコンテンツが「有田と週刊プロレスと」です。

この番組はトーク番組で、試合の映像は一切流れません。
試合の様子は写真のみです。
しかし、プロレスコンテンツとしてめちゃくちゃ面白いのです。
有田哲平さんの話芸の神髄、ここにあり!という番組です。

あまりの人気のため、「有田と週刊プロレスと」のDVDも2019年9月27日に発売されるほどブームが来ています。
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大人気の「有田と週刊プロレスと」は令和になり、ファン待望のファイナルシーズンが始まりました。
今までファーストシーズンからサードシーズンまで配信されていますが、フォース(Forth:4番目)シーズンではなく、同じFで始まる「Final」。

ファイナルシーズンってどういうこと?終わりってこと?
「有田と週刊プロレスと」ファンとしては気が気ではありません。
しかし、ファイナルシーズンも相変わらず面白いのです。

今回の「有田と週刊プロレスと」第12回は、「女子プロレス団体対抗戦!”デンジャラス・クイーン”北斗晶 誕生!」がテーマ。
ゲストに岡田圭右さん(ますだおかだ)を迎え、女子プロレスにも造詣が深い有田哲平さんが女子プロレスの団体対抗戦と”デンジャラスクイーン”北斗晶誕生について語ります。
副音声的に、今回の内容について私の視点でちょいちょい補足していきます。

プロレストークバラエティ「有田と週刊プロレスと」シーズンF 第12回の内容

<出演>
 MC:有田 哲平さん(くりぃむしちゅー)
 アシスタント:倉持 明日香さん(元AKB48)

<ゲスト>
 岡田 圭右さん(ますだおかだ)

<今回の週刊プロレス>
 週刊プロレス1993年4月18日増刊号

<あらすじ>
週刊プロレス1993年4月18日増刊号の表紙には「おんなの6時間、史上最大の決戦!」と書かれています。表紙には井上貴子選手とキューティ鈴木選手。
1990年代は女子プロレスの黄金時代と呼ばれ、まさにオールスター戦と言える団体対抗戦について、実際に会場で観戦した有田さん。
(それにしても有田さんは、若いころからどれだけプロレス見てるんだ。。すごい)

老舗の全日本女子プロレス、ジャパン女子プロレスから派生したJWPとLLPW、そしてFMW女子の4団体がそれぞれの興行で人気を博していました。

全日本女子プロレスには、女子プロレス界のアイドル的存在ともいえるビューティペア(ジャッキー佐藤選手・マキ上田選手のペア)、ミミ萩原選手、マッハ文朱選手などの有名選手が多く所属した老舗団体です。テレビでもおなじみのジャガー横田選手、クラッシュギャルズ(ライオネス飛鳥選手と長与千種選手のペア)も所属していました。
1990年代は、豊田真奈美選手、山田敏代選手、ブル中野選手、そして今も現役のアジャ・コング選手が活躍していました。

ジャパン女子プロレスの流れをくむJWPとLLPW。
JWPはキューティ鈴木選手、尾崎魔弓選手、ダイナマイト関西選手などが活躍。
LLPWは風間ルミ、神取忍選手が活躍していました。

FMW女子は、工藤めぐみ選手、コンバット豊田選手、クラッシャー前泊選手、シャーク土屋選手が活躍。

歴史の動きは、小さなことから始まります。
禁断の女子プロレス団体対抗戦は、FMWの若手選手であるクラッシャー前泊選手とシャーク土屋選手の2人が会場に観戦に行き、挑戦状を叩きつけたことがきっかけで始まりました。

若手の挑戦から、トップ同士の対決など、女子プロレス界は一気に業界全体を巻き込む団体対抗戦時代に突入していきます。

そんな中、1993年4月2日横浜アリーナでの全日本女子プロレス創立25周年記念 夢のオールスター戦が開催されます。16500人の大観衆を動員するという快挙。

オールスター=お祭り的な華やかな雰囲気の中、一人、熱い想いで気を吐くレスラーがいました。それが北斗晶選手。

「デンジャラスクイーン決定戦」と銘打たれた「北斗晶選手 vs 神取忍選手」の試合は、いきなり殴り合いから始まり、流血もあり、技と技のぶつかり合いを経て、30分を超える壮絶な試合となりました。
 試合後のマイクにあるように「プロレスへの愛」で神取選手を上回った北斗選手が、勝利を収め、この試合から北斗選手のキャッチフレーズが「デンジャラスクイーン」になりました。

その後、隆盛を極めた女子プロレス団体対抗戦は、1994年11月に東京ドーム「憧夢超女大戦」が行われました。女子プロレスラーの頂点を決める「V★TOP WOMAN日本選手権トーナメント」(なんと優勝賞金1000万円!)を含む全22試合、10時間を超える、ものすごく長い1日となりました。
V★TOPの決勝戦は北斗晶選手 vs アジャ・コング選手となり、20分の激闘の末、北斗晶選手が優勝します。

お茶の間では、佐々木健介選手の奥様として、鬼嫁キャラで有名な北斗さんですが、正真正銘の女子プロレスのトップを極めた名レスラーでした。

当時の女子プロレスのブームは凄まじいものでしたが、対抗戦を繰り返した結果、刺激が少なくなった観客は減っていきました。
現在は様々な団体が多く存在し、ブーム当時と比べて小規模な大会が行われていますが、実力があり、華やかなスターが多く生まれており、アメリカの世界最大の団体、WWEで大活躍する選手も現れています。

詳しくは、「有田と週刊プロレスと」はなぜ面白いのか!? ファイナルシーズン 第8回 「女子プロレス・スターダムとWWEと」をご覧ください。

世界最大手のWWEでは、女子のタイトルマッチが年間最大の大会のメインイベントであり、総合格闘技やキックボクシングの世界では、男性・女性を問わない試合構成になってきていますし、OSWなどの団体では、ミックスドマッチも多く開催されています。
日本でも、女子プロレスがもっと注目される日が近いと思われます。

女子プロレスの歴史、そしてこれからのプロレスの新しい将来像を予感させる30分間です。

「有田と週刊プロレスと」を視聴するには?

私が周囲の人に「有田と週刊プロレスと」はマジで面白いよ!とおすすめすると、必ず言われることが「何をどうしたら見れるの?」という質問です。

答えはカンタン。
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 (2019年9月27日に発売開始されました!)

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私は家族が寝ている早朝や休日に「有田と週刊プロレスと」を見ています(笑)
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