「有田と週刊プロレスと」はなぜ面白いのか!?ファイナルシーズン 第3回 ファイティング・オペラ「ハッスル」有田総統 誕生秘話

日頃からもっぱらテレビとネットでプロレス観戦をしている私。
その中でも特におすすめのコンテンツが「有田と週刊プロレスと」です。

この番組はトーク番組で、試合の映像は一切流れません。
試合の様子は写真のみです。
しかし、プロレスコンテンツとしてめちゃくちゃ面白いのです。
有田哲平さんの話芸の神髄、ここにあり!という番組です。

令和になり、ファイナルシーズンが始まりました。
今までファーストシーズンからサードシーズンまで配信されていますが、
フォース(Forth:4番目)シーズンではなく、同じFで始まる「Final」。

ファイナルシーズンってどういうこと?終わりってこと?
「有田と週刊プロレスと」ファンとしては気が気ではありません。
しかし、ファイナルシーズンも面白いのです。

今回は第3回、ファイティング・オペラ「ハッスル」をテーマに、
MCである有田 哲平さんの化身、「有田総統」の誕生にまつわる裏話が
披露されます。
副音声的に内容について私の視点でちょいちょい補足していきます。

プロレストークバラエティ「有田と週刊プロレスと」シーズンF 第3回の内容

<出演>
 MC:有田 哲平さん(くりぃむしちゅー)
 アシスタント:倉持 明日香さん(元AKB48)

<ゲスト>
 福田 充徳さん(チュートリアル)

<今回の週刊プロレス>
 週刊プロレス2003年12月25日号

<あらすじ>
「有田と週刊プロレスと シーズンF」第3回は、2004年1月から始まった「ハッスル」がテーマ。プロレス団体というよりは、大型のプロレス興行イベントと呼んだ方がしっくりくる感じがあります。
ハッスルはテレビ放送や派手なプロモーション、芸能人が参戦して話題になるなど、一大ブームを巻き起こしましたが、その後は紆余曲折を経て、2010年に活動休止となります。

2005年11月には、狂言師の和泉元彌さんがハッスルのリングに上がり、「空中元彌チョップ」で現役プロレスラー(対戦相手は鈴木健想選手)を倒すなど、テレビのワイドショーで取り上げられることが多かった「ハッスル」は、プロレスファン以外の間でも大きな話題になりました。
(個人的には、レイザーラモンHGさんのリング上の動きに感心した記憶があります。連戦の中で、足のかかとを大怪我されて大変だったようです)

キャプテン・ハッスル率いる小川直也選手が率いるハッスル軍と、高田総統(高田延彦選手)が率いる高田モンスター軍との抗争をメインストーリーとして、真剣勝負とは真逆のエンターテイメント性を追求するスタイルの興行でした。

ハッスルは自らをプロレス興行ではなく「ファイティング・オペラ」と呼び、派手な演出で今までのプロレスファンとは異なる客層を取り込み、総合格闘技ファンにもファンがいるなど、今までに無い人たちにプロレスや格闘技を広めた功績はあると思います。

今までプロレスの一線で活躍してきたレスラーがリングに上がり、今までにないギミック(選手本来のキャラクターとは別にシナリオに適したキャラクターが作り出されること)で試合が行われるなど、古くからのプロレスファンの度肝を抜くような面もありました。

「3、2、1、ハッスル、ハッスル!」というハッスルポーズは、小川直也選手が広めたものですが、プロレスファンの野球選手などを中心に流行し、一時的な社会現象になったことも思い出深いです。

さて、今回注目の「有田総統」は、2006年6月17日にさいたまスーパーアリーナ『ハッスル・エイド2006』で初登場。GMだったレイザーラモンRG(今はあるあるネタで有名ですね)と舌戦を展開しました。
有田総統がハッスルに上がるまでの裏話については、本編をお楽しみに!

「有田と週刊プロレスと 4」第3回は、ハッスルの一連のブームを中心に、プロレスとエンターテインメントについて、当時の関係者である有田さんから直接お話が聞ける貴重な30分間です。

「有田と週刊プロレスと」を視聴するには?

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