「有田と週刊プロレスと」はなぜ面白いのか!? ファイナルシーズン 第10回 長州力選手の「らしくない試合」

日頃からもっぱらテレビとネットでプロレス観戦をしている私。
その中でも特におすすめのコンテンツが「有田と週刊プロレスと」です。

この番組はトーク番組で、試合の映像は一切流れません。
試合の様子は写真のみです。
しかし、プロレスコンテンツとしてめちゃくちゃ面白いのです。
有田哲平さんの話芸の神髄、ここにあり!という番組です。

あまりの人気のため、「有田と週刊プロレスと」のDVDも2019年9月27日に発売されました。
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大人気の「有田と週刊プロレスと」は令和になり、ファン待望のファイナルシーズンが始まりました。
今までファーストシーズンからサードシーズンまで配信されていますが、フォース(Forth:4番目)シーズンではなく、同じFで始まる「Final」。

ファイナルシーズンってどういうこと?終わりってこと?
「有田と週刊プロレスと」ファンとしては気が気ではありません。
しかし、ファイナルシーズンも相変わらず面白いのです。

今回は第10回、長州力選手の「長州力らしくない試合」がテーマ。
レスリング五輪代表として入門し、新日本プロレスを中心に、パワーファイターとして鬼気迫るファイトで人気を博し、大活躍した長州選手。
テレビのバラエティ番組でもおなじみで、先日引退試合が行われたことをご存知の方も多いと思います。

いつも全力ファイトで、「長州力」というキャラクターを貫く印象の長州選手ですが、まれに「長州力らしくない」試合があります。
あっという間に試合が終わり、「まぁまぁまぁ」という感じでさっさとリングから下りて控室に戻ってしまうという、何かしらのハプニングを感じさせる試合がいくつかあります。

今回はその中で、有田さんが特に印象に残っている3試合を詳しく解説。有田さんならではの視点の裏話を、週刊プロレスの紙面記事の内容を織り交ぜて、長州力という一人の個性的なレスラーの知られざる一面を知ることができます。
もちろん、有田さんのモノマネも炸裂します。
副音声的に、今回の内容について私の視点でちょいちょい補足していきます。

プロレストークバラエティ「有田と週刊プロレスと」シーズンF 第10回の内容

<出演>
 MC:有田 哲平さん(くりぃむしちゅー)
 アシスタント:倉持 明日香さん(元AKB48)

<ゲスト>
 岡田 圭右さん(ますだおかだ)

<今回の週刊プロレス>
 週刊プロレス2001年5月20日増刊号

<あらすじ>
プロレスファンでなくとも知る人の多い有名レスラー「長州力」選手。
アントニオ猪木選手が自ら、山口県出身であることと、力道山先生から「力」の一文字をいただいて「長州力」と命名したという逸話が残されています。

通常は、レスラーの雄姿、感動する姿を紹介するこの番組。
今回、普段とは異なるアプローチで、有田さんが長州力選手の数々の試合のうち、「長州力選手らしくない」3試合を紹介。
(長州力選手のプロレスラーとしての経歴は、過去記事の「有田と週刊プロレスと」はなぜ面白いのか!?ファイナルシーズン 第6回「WJプロレス」をご参照ください)

◇第1試合:vs 橋本真也選手
IWGPヘビー級王座決定トーナメント(1989年、東京ドーム)での一戦。
ベイダー選手、藤波辰爾選手、そして長州力選手が優勝候補として挙げられるこのトーナメント。
しかし、この試合は不思議な感じで幕を閉じます。
長州力選手が勝つだろうという大方の予想を覆し、4分弱で橋本選手が勝利。
しかも、「3カウント入ったの?」という表情を浮かべ、判定への抗議もすることなく、帰っていきます。

◇第2試合:vs 佐々木健介選手
WJプロレス崩壊後の一戦ですが、わずか6分少々で佐々木健介選手の勝利。
ノーザンライトボムであっさりと勝負が決まります。
バックステージでは、試合を熱く盛り上げることなく、さっさと引き上げた長州選手に対して、複雑な心境に言葉がなかなか出ない佐々木健介選手。
その場に駆け込んで、長州選手への怒りがおさまらず、夫の健介選手のコメントを遮る北斗晶さんの様子が週刊プロレス紙面にも刻々と書かれており、複雑な背景を感じます。

第3試合:vs 小川直也選手、村上一成選手
2001年のタッグマッチで、中西学選手と組んで小川選手組と一戦を交えます。
小川選手とはさまざまな遺恨が語られる長州選手。
この試合は、村上選手が中西選手からチキンウィングアームロックでギブアップ勝ちを収めます。
この試合での「らしくなさ」については、試合後に訪れます。
週刊プロレスにも写真が掲載されていますが、負けた試合なのに、長州選手はなぜか笑顔。
謎の深さでは、ピカイチのシーンです。

長年、「現場監督」として新日本プロレスで試合の取り組みを決める役割を担っていた長州選手ですが、マッチメイクが気に入らないのか、時々イレギュラーな表情を見せることに驚きを隠せませんし、いまだに原因は謎のままです。

全力ファイトで怒りと凄みを発し続ける印象の長州選手ですが、無数にある試合続きの日々の中で、テンションの上がらない試合もあるでしょう。
稀に垣間見える人間味あふれる姿に、プロレスファンはまた胸を揺さぶられるのです。

有田哲平さんの長州力選手の激似モノマネと裏話を楽しめる30分間です。

「有田と週刊プロレスと」を視聴するには?

私が周囲の人に「有田と週刊プロレスと」はマジで面白いよ!とおすすめすると、必ず言われることが「何をどうしたら見れるの?」という質問です。

答えはカンタン。
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 (2019年9月27日に発売開始されました!)

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